公開講演会・パネルディスカッション
「シティズンシップ教育を進める上で何を大切にすべきか?」
INFORMATION
近年、市民社会の担い手の育成を目指したシティズンシップ教育の必要性が高まる中で、日本各地で、さまざまな実践や研究、政策形成が展開されてきている。こうした実践・研究・政策などに携わる人々が、領域を越えて交流する場は、これまであまり設けられてこなかったが、意欲的な取り組みを応援し、日本のシティズンシップ教育のさらなる発展を図っていくためには、実践・研究・政策等に携わっているさまざまな人たちや、そうした取り組みに関心のある人たちが、ともに集い、交流する場を設けることが重要である。本企画では、そうした背景や問題意識を踏まえ、シティズンシップ教育に携わるさまざまな人々の交流や意見交換、また広くシティズンシップ教育に関心のある人々との結びつきの機会をつくることを目的とする。
キーノートスピーカー
東京大学大学院教育学研究科教授
小玉 重夫 氏
東京大学法学部政治コース卒業、同大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。慶應義塾大学教職課程センター助教授、お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科教授などを経て現職。専門は、教育哲学、アメリカ教育思想、戦後日本の教育思想史。日本シティズンシップ教育フォーラム代表。
学習院大学文学部教育学科教授
長沼 豊 氏
学習院中等科教諭、学習院大学教職課程助教授、同准教授を経て2009年から教授。2013年から現職。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了、博士(人間科学)。教科外教育(ボランティア学習、特別活動、シチズンシップ教育など)を中心に研究を進める。日本特別活動学会副会長、日本ボランティア学習協会理事、日本福祉教育・ボランティア学習学会理事、日本ボランティアコーディネーター協会理事、日本シティズンシップ教育フォーラム監事などを務める。
コーディネーター
お茶の水女子大学文教育学部准教授
冨士原 紀絵 氏
お茶の水女子大文教育学部助手、秋田大学教育文化学部講師、お茶の水女子大文教育学部助教授を経て現職。専門は教育課程論。日本教育学会、日本カリキュラム学会所属。
筑波大学大学院人間総合科学研究科博士課程後期課程
古田 雄一 氏
筑波大学大学院人間総合科学研究科博士課程後期課程在籍(学校経営学)。現在は主に、アメリカのシティズンシップ教育に関する研究に従事。湘南まちいくプロジェクト代表、日本シティズンシップ教育フォーラム運営委員ほか。
詳細情報
名称
「シティズンシップ教育を進める上で何を大切にすべきか?」
対象者
※申込不要、入場無料