立教OBOG教員教育研修公開講演会
「学校教育における市民性(シティズンシップ)教育」
INFORMATION
本教育研修公開講演会は、教職課程で隔年実施しているものであり、本学教職課程を修了し中・高教員として教壇に立つOBOGはじめ現職教員を主たる対象とし、教育に関わる現代的課題について講義をもとにして理解を深め、日常の教育活動に還元する機会を提供することを目的としている。
本年度は、市民性(シティズンシップ)教育に関する研究の日本における第一人者である小玉重夫氏をお招きして「学校教育における市民性(シティズンシップ)教育」のテーマで、将来の市民社会の担い手を育成し、社会参加、政治参加を促す学校教育での取り組みの理論と実際について、欧米での動向と、東京大学教育学部附属中等教育学校を含め日本での実践例をお話しいただく。
講師
東京大学大学院教育学研究科教授
小玉 重夫 氏
1960年生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。現在、東京大学大学院教育学研究科教授。専門は教育哲学。教育の公共性に関する思想研究、公共性の担い手を育てる市民性(シティズンシップ)教育、政治的リテラシーについての理論と実践についての研究を中心に業績多数。