2015年度秋季人権週間プログラム「労働ルールと対処法-あなたのアルバイト先・就職先は大丈夫?-」
INFORMATION
アルバイトをしている学生の中には、時給が出ない労働時間があったり、希望しないシフトを押し付けられたりといったことに悩んでいる人がいる。また、近年、新入社員や20代の過労死・過労自殺が増えている。大学時代に、職場の実態をよく知って、働く人の権利にかかわる労働法の基本ルールと、ルールが守られない場合の対応について学ぶことが大切である。
本講演会では、過労死問題に長年、最前線で取り組んでおられる川人弁護士に、若者の過労死・過労自殺の実態とその原因、防止策をお話しして頂き、また、いわゆる『ブラック企業』や『ブラックバイト』といわれる問題についても問題提起をしていただく。また、法学部・神吉ゼミナールの学生2人が、学習指導塾や飲食業界などでのアルバイトにおける労働状況について実体験を報告し、川人弁護士とフロアの参加者を含めてディスカッションを行う。
講師
川人法律事務所・弁護士
川人 博 氏
弁護士・過労死弁護団全国連絡会議幹事長。1949年生まれ。東京大学経済学部卒、1978年弁護士登録(東京弁護士会)、1992年から東京大学教養学部「法と社会と人権」ゼミナール講師。著書に「過労自殺 第2版」(岩波新書)、「還暦からの医療と法律」(連合出版)、「就活前に読む会社の現実とワークルール」(旬報社)など。
詳細情報
名称
2015年度秋季人権週間プログラム「労働ルールと対処法-あなたのアルバイト先・就職先は大丈夫?-」
対象者
本学学生、教職員、校友、一般
※申込不要、入場無料
※申込不要、入場無料