公開講演会「図書館とソーシャル・キャピタル」
INFORMATION
近年、日本でも「場所としての図書館」への期待が高まっている。人々の交流の場、サードプレースとしての図書館である。米国ではいち早く図書館を、いわゆる「ソーシャル・キャピタル(社会関係資本)」の涵養の場所の提供としてとらえてきた。今回、ソーシャル・キャピタル論を、米国および日本の社会について検討してこられた講師を迎え、その概念の理解を深め、図書館の意義と可能性を社会学的な観点から捉えなおす機会を得ることとしたい。
講師
東京経済大学コミュニケーション学部教授
柴内 康文 氏
同志社大学専任講師、助教授、准教授を経て現職。東京大学大学院人文社会系研究科社会文化研究専攻博士課程単位修得退学。近年は、ソーシャル・キャピタルと地域社会、またインターネット等のコミュニケーションメディアを含めたメディアとソーシャル・キャピタルの涵養の関連について検討した論文を多数発表している。ソーシャル・キャピタル論の基本書の一つであるパットナムのBowling Alone: The Collapse and Revival of American Communityの日本語訳『孤独なボウリング:米国コミュニティの崩壊』(柏書房, 2006)の単独訳者としても著名。
《コーディネーター》本学司書課程主任、文学部准教授
中村 百合子
詳細情報
名称
公開講演会「図書館とソーシャル・キャピタル」
対象者
本学学生、教職員、校友、一般
※申込不要、入場無料
※申込不要、入場無料
主催
司書課程
お問い合わせ
中村百合子(本学司書課程主任、文学部准教授)
TEL:03-3985-3831