公開シンポジウム「日本社会福祉学会春季大会」※要事前申込
INFORMATION
社会福祉を取り巻く状況が大きく変転する今日、戦後の社会福祉理論の新たな方向性を示した三浦理論を検証し、今後に向けた理論的意義を振り返りつつ再確認する。戦後のわが国の社会福祉研究は、政策論を中心にしたものと、援助技術等を中心とした研究とに大きく分離していく傾向が見られた。政策論と援助技術論はともに社会福祉にとって不可欠の要素であることを基本に、その総体を社会福祉経営論としたのが「三浦理論」である。そこで、三浦理論の社会福祉経営論の理論を構成する主要な要素であるニード論を軸とし、社会福祉政策論、社会福祉計画論、コミュニティ・ケアに関して振り返り、今日に至る理論的意義を確認する。
【2015年度学術賞受賞者講演】
関西福祉大学教授
中村 剛 氏
関西福祉大学教授。研究分野は社会福祉原論・福祉哲学。2015年度日本社会福祉学会学術賞受賞。
《シンポジスト》
元・本学教授、西九州大学教授
坂田 周一 氏
1998年、コミュニティ福祉学部創設を契機に本学に赴任し、2015年度末をもって定年退職。
2016年4月より西九州大学教授。研究分野は、社会福祉リサーチ法、福祉供給体制、社会老年学。日本学術会議連携会員、日本社会福祉学会理事、日本社会福祉学会賞審査委員会委員、文部科学省大学設置学校法人審議会専門委員会主査、社会福祉士・精神保健福祉士国家試験委員等を歴任。
明治学院大学教授
和気 康太 氏
明治学院大学教授。研究分野は、社会福祉政策・計画論、社会福祉調査論、国際福祉論、社会老年学。日本社会福祉学会、日本地域福祉学会、老年社会科学会、福祉社会学会、日本計画行政学会会員。Member of American Society on the Aging。日本社会福祉学会・日本地域福祉学会・老年社会科学会機関誌査読委員。日本社会福祉学会「政策・理論フォーラム」企画委員(2007年度)。日本地域福祉学会理事。
地域福祉研究所
中野 いく子 氏
地域福祉研究所勤務。東海大学 教授、国際医療福祉大学教授、 (財)東京都老人総合研究所研究員・研究室長などを経て現職。研究分野は高齢者福祉。日本学術会議連携会員。
《コーディネーター》
東洋大学教授
小林 良二 氏
東洋大学教授。研究分野は、社会福祉運営。日本社会福祉学会監事(第4期)。日本社会福祉学会、日本地域福祉学会 、日本社会学会会員。
《コメンテーター》
日本女子大学名誉教授
岩田 正美 氏
日本女子大学名誉教授。研究分野は、貧困・公的扶助。日本社会福祉学会会長(第4期)。著書『戦後社会福祉の展開と大都市最底辺 』にて、第4回福武直賞、社会政策学会学術賞受賞。
詳細情報
名称
対象者
※要申込(定員300名)、入場無料(定員内であれば当日参加可)
申し込み
一般社団法人日本社会福祉学会大会ヘルプデスク
〒162‐0801 東京都新宿区山吹町358-5
TEL:03-5937-0047 / E-mail:[email protected]
定員300人。要・事前申し込み(定員内であれば当日参加可)
主催
後援
お問い合わせ
一般社団法人日本社会福祉学会大会ヘルプデスク
TEL:03-5937-0047 / E-mail:[email protected]