公開連続講演会「立憲デモクラシー講座」
INFORMATION
昨今、グローバル化時代の市民社会と政治のあり方をめぐって社会的に問われている立憲民主主義制度の諸問題について、文明論的な観点から考察し知見を共有するため、憲法学・政治学・哲学の視点からインターディシプリナリーにアプローチする連続講演会を行う。
講師
上智大学教授・憲法学
高見 勝利 氏
1945年生。中央大学法学部卒業、東京大学法学政治学研究科博士課程修了、法学博士。
立教大学法学部助手、小樽商科大学商学部助教授、筑波大学社会科学系助教授、九州大学教授、北海道大学教授等を経て、上智大学大学院法学研究科教授。専攻は憲法学。主な著書:『現代日本の議会政と憲法』(岩波書店、2008年)、『芦部憲法学を読む』(有斐閣、2004年)、『あたらしい憲法のはなし 他二篇』(編著)(岩波現代文庫、2013年)など。
一橋大学教授・憲法学
阪口 正二郎 氏
1960年生。早稲田大学法学部卒業、早稲田大学法学研究科単位取得、法学博士(一橋大学)。
東京大学社会科学研究所助手、同助教授、一橋大学法学研究科助教授を経て教授。専攻は憲法学、比較憲法学。著書に『立憲主義と民主主義』(日本評論社、2001年)『岩波講座憲法(5)グローバル化と憲法』(岩波書店、2007年)、共著)『ケースブック憲法』(弘文堂、2004年/第2版、2007年)など。
立教大学特任教授・哲学
西谷 修
1950年生。東京大学法学部卒業、東京都立大学大学院仏語仏文学専攻修士課程修了、パリ第八大学留学。明治学院大学専任講師、助教授、教授、東京外国語大学大学院総合文化研究科教授を経て立教大学文学研究科特任教授。専攻はフランス思想・哲学。主な著書に『不死のワンダーランド』(増補版、青土社、2002年)、『戦争論』(岩波書店、1992年)、『夜の鼓動にふれる』(東京大学出版会、1996年、ちくま文庫、2015年)、『世界史の臨界』(岩波書店、2000年)、『アフター・フクシマ・クロニクル』、『破局のプリズム』(ぷねうま舎、2014年)など。
東京大学教授・メディア情報学
石田 英敬
1954 年生。東京大学文学部仏文科卒業、パリ第10大学大学院博士課程修了、人文学博士。同志社大学助教授、東京大学教養学部助教授、総合文化研究科教授を経て、同大学院情報学環長、附属図書館副館長・新図書館計画推進室長を歴任、現在同大学院総合文化研究科教授・同大学院情報学環教授(兼担)、パリ大学等客員教授。主な著書に、『記号の知/メディアの知、日常生活批判のためのレッスン』(東京大学出版会、2003年)、『現代思想の教科書』(ちくま文庫、2005-2010年)、『大人のためのメディア論講義』(ちくま新書、2016年)など、編著に『シリーズ・言語態』、『デジタル・スタディーズ1・2・3』(ともに東京大学出版会)、編訳に『フーコー・コレクションI~VI』(ちくま文庫)など。
同志社大学教授・ジェンダー政治学
岡野 八代
1967年生。早稲田大学政治経済学部卒業、同大学院政治学研究科修士修了。トロント大学大学院博士課程留学を経て、立命館大学法学部助教授・教授、2010年より同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科アメリカ研究クラスター教授。著書に『法の政治学——法と正義とフェミニズム』(青土社、2002年)、『シティズンシップの政治学——国民・国家主義批判』(白澤社、2003‐2009年)、『戦争に抗する——ケアの倫理と平和の構想』(岩波書店、2015年)、編著に『自由への問い(7)家族——新しい「親密圏」を求めて』(岩波書店、2010年)、『フェミニズムの政治学ケアの倫理をグローバル社会へ』(みすず書房、2012年)、など。
詳細情報
名称
対象者
※申込不要、入場無料