公開講演会3(全4回)「クレオール化:カリブの英語における言語と文化」※使用言語:英語(通訳なし)
INFORMATION
ジャマイカ、バルバドス、ギアナなど18世紀の英領西インド諸国は、英語と多様なアフリカ系言語と現地で発達した独特な言語とが融合し、クレオール化した英語あるいは2つの異なる言語から成る混成言語の事例が数多く見られる地域である。このようなカリブ海地域独特の諸言語は、今日ではアメリカ、カナダ、イギリスへ移住したカリブ海の人々の間でも広く使われている。カリブ海地域のクレオール言語やアフリカ・カリブの民衆文化は、ノーベル文学賞を受賞したデレック・ウォルコットやV・S・ナイポールなどを始めとする現代文学者の作品に重要な影響を及ぼしてきた。また、カリブ海独特の音楽は、レゲエやダンスホール・レゲエなどの形でドイツや日本といった非英語圏の若者に熱狂的に受け入れられている。講演では、カリブ海と世界各地の現代文化との接触について、その歴史的な解説と評価を試みてゆきたい。
講師
ドイツ、フライブルク大学主任教授[英語学]
Prof. Dr. Dr. h.c. Christian Mair, Chair in English Linguistics, University of Freiburg
elected Member of the Heidelberg Academy of Sciences (Germany)
詳細情報
名称
公開講演会3(全4回)「クレオール化:カリブの英語における言語と文化」※使用言語:英語(通訳なし)
対象者
本学学生、教職員、校友、一般
※申込不要、入場無料
※申込不要、入場無料
主催
立教大学英語教育研究所、異文化コミュニケーション学部
お問い合わせ
異文化コミュニケーション学部教授
鳥飼 慎一郎(英語教育研究所所長)
TEL:03-3985-4198 E-mail:tori[at]rikkyo.ac.jp
※E-mailアドレスの[at]の部分を@に置き換えてください。
※E-mailアドレスの[at]の部分を@に置き換えてください。