公開講演会「日本の植民地政策における戦争プロパガンダとしての紙芝居」

INFORMATION

  • 2017年7月4日(火)18:30~20:00
  • 池袋キャンパス 本館2階 1203教室

【講演会中止のお知らせとお詫び】
「日本の植民地政策における戦争プロパガンダとしての紙芝居」
7月4日(火)に開催を予定しておりました、異文化コミュニケーション学部公開講演会「日本の植民地政策における戦争プロパガンダとしての紙芝居」は、諸般の事情により急きょ中止にさせていただくことになりました。講演会を心待ちにしていた皆さまには、突然の中止のお知らせとなり、ご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。 何とぞご理解を賜りますよう、お願い申し上げます。

詳細情報

名称

公開講演会「日本の植民地政策における戦争プロパガンダとしての紙芝居」

内容

十五年戦争 (1931-1945)の間、日本(内地)と植民地(外地)の人々にプロパガンダのメッセージを伝えるために最も広範に流通し、最も頻繁にアクセスされたメディアの一つが紙芝居だった。もともとは、子ども向けの街頭芸能で粗野で派手な要素が人気を呼んだ紙芝居だったが、政府によって、成人向けまた戦争遂行の支援を促す重要なメッセージを伝えるという別の目的のために利用されるようになった。本講演では、植民地に対する同族感や共感を内地の日本人に感じさせ、植民地の人々に日本の戦争努力を受け入れ支持させるために用いられたプロパガンダ紙芝居のテクニックについて分析する。

《スケジュール》
18:30-19:45 シャラリン・オルバー氏による講演(日本語)「十五年戦争における日本とその植民地:プロパガンダ紙芝居が「内地」と「外地」の融和にどう利用されたか (Japan and its Colonies in the Fifteen Year War: how propaganda kamishibai was used to reconcile naichi and gaichi)」
19:45-20:00 質疑応答(日本語と英語)

《講師》
シャラリン・オルバー 氏(カナダ・ブリティッシュコロンビア大学アジア研究学部教授)
【略歴】
1989年にミシガン大学で極東言語・文学(Far Eastern Languages and Literatures)の博士号を取得。専門は近代日本文学およびポップカルチャー。特に、日本の戦争・占領期における小説、女性・子ども向け雑誌、紙芝居などのビジュアルおよびナラティブ文化、プロパガンダの性質と機能、文化的所産の検閲、戦後女性文学における身体、ジェンダー、性、セクシュアリティーなどの研究に取り組んでいる。著書にPropaganda Performed: Kamishibai in Japan’s Fifteen Year War (Brill, 2015)、 Japanese Fiction of the Allied Occupation: Vision, Embodiment, Identity (Brill, 2007) など。

対象者

本学学生、教職員、校友、一般
※申込不要、入場無料

主催

異文化コミュニケーション学部

お問い合わせ

学部事務4課(異文化コミュニケーション学部担当)

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