公開講演会・パネルディスカッション「想像力のスイッチをどう起動させるか?-「ポスト真実」の情報環境下におけるシティズンシップ教育を考える」
INFORMATION
「18歳選挙権」の実現や新科目「公共」の設置、道徳教育の義務化、地方創生の実現に向けた学校地域協働の推進や地域問題解決学習の広がりなど、シティズンシップ教育に関わる社会動向には大きな変化が見られている。こうした状況下だからこそ、さまざまな視点の人々との対話を通じ、「見晴らし」をよくした上で、自らの現場でどのような目的・目標を掲げて、どのような教育実践や参画推進、政策立案を行えばいいのかを考えたい。
そこで、今回は、シティズンシップ教育の実践を通じて「想像力のスイッチをどう起動させるか?」という問題意識から、「ポスト真実」ともいわれる情報環境下でのありようを巡ってディスカッションを行うこととする。既に日本各地ではさまざまな実践や研究、政策形成が展開されており、異なる観点や力点で動いている関係者が集まり、議論を交わしながら、その多様性を日本のシティズンシップ教育の発展への活力としていければと考え開催する。
講師
情報スタビライザー、News23元キャスター、白鴎大学客員教授
下村 健一 氏
TBS報道局アナウンサーを15年務めた後、フリーキャスター(筑紫哲也NEWS23、サタデーずばッと、等)10年。その後、内閣審議官として計約900日、民主・自民の3政権で政府の情報発信に従事。3・11に遭遇し、全力で対応する。現在は慶應義塾大学、関西大学、白鴎大学で教鞭をとる他、小学教科書の執筆など、幅広い年代の子ども達のメディア・情報教育に携わる。船体の横揺れを小さくする装置である「スタビライザー」として、情報の横波で世論が大きく傾きかけた時、姿勢を立て直そうとする役割を志す。報道が足りない!と感じる分野を、元プロの眼力で、自分で発信。
お茶の水女子大学附属小学校教諭
岡田 泰孝 氏
お茶の水女子大学附属小学校で教諭としてシティズンシップ教育に従事。日本シティズンシップ教育フォーラム運営委員。
共立女子第二中学校高等学校教諭
伊藤 久仁子 氏
共立女子第二中学校高等学校にて国語科教諭として、文章表現力育成を通したシティズンシップ教育を実践。
本学21世紀社会デザイン研究科教授
亀井 善太郎
*ファシリテーター
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対象者
申し込み
- 事前申し込み 不要
- 参加費 無料