公開講演会 アメリカにおける日系人強制収容と日系二世-「小平尚道資料」が語るもの
INFORMATION
2018年5月26日から立教学院展示館で開催される小平尚道資料展のオープニングを記念するイベントとして、米フーヴァー研究所ジャパニーズ・ディアスポラ・コレクションのキュレーターである上田薫 氏の講演、および小平史子 氏と今回の寄贈に協力いただいた岸俊光 氏(毎日新聞社)との座談会を催します。
人種、移民、戦争に関わる問題を伝える小平尚道資料が持つ現代的な意味を探るイベントです。
講演者
上田 薫 氏
スタンフォード大学フーヴァー研究所ライブラリー&アーカイブスの日系、日本コレクションのキュレーター。関西学院大学卒業。シカゴ大学で MBA、ハーバード大学エクステンションスクールで人類学、考古学の修士号、ボストン大学で歴史考古学の博士号を取得。現在、フーヴァー研究所ライブラリー&アーカイブスでジャパニーズ・ディアスポラ・イニシャティブの責任者として、海外の日系新聞のデジタル・コレクションの構築、アーカイブや貴重書籍の収集、広報に従事する
小平 史子 氏
玉川学園女子短期大学卒業。小平尚道 氏の残したミニドカ収容所関係の資料やスケッチの保存と展示に取り組んできた。館山・南房教会でこども聖書会などのボランティア活動に従事する。
岸 俊光 氏
毎日新聞オピニオングループ部長委員。東京本社学芸部長、論説委員を経て現職。早稲田大学アジア太平洋研究科博士後期課程修了。博士(学術)。専門は日本政治外交史、日本近現代史。著書に『ペリーの白旗』、編著に『慰安婦問題という問い』など。
詳細情報
名称
内容
14:00-14:10 開会のことば
武田 珂代子(本学異文化コミュニケーション学部教授)
14:10-15:00 講演「太平洋の向こう側の日系研究:スタンフォード大学ライブラリー&アーカイブスの取り組み」
上田 薫 氏
15:00-15:50 座談会「小平尚道資料が意味するもの」
小平 史子 氏
岸 俊光 氏
松原 宏之(本学文学部教授、本学アメリカ研究所所長)
司会:武田 珂代子
15:50-16:00 閉会のことば
西原 廉太(本学文学部教授、本学キリスト教学研究科委員長)
対象者
申し込み
- 事前申し込み 不要
- 参加費 無料