公開講演会「世界に変革を生み出す環境教育(Environmental Education“To transform world”)-持続可能な社会の担い手を育むために-」
INFORMATION
地球規模の諸問題に直面し、解決に向けたSDGsへの参加・行動が期待される今、「環境正義」「気候正義(Climate Justice)」等への共感力や当事者性、持続可能な社会の構築に向けて、“FFF : Fridays for Future”に代表される若い世代からの訴えや問いかけから環境教育を問い直し、これからどのように教育実践していくか考える機会とする。
登壇者
リレートーク
NPO法人新宿環境活動ネット理事・事務局長、こども国連環境会議推進協会経営企画委員
飯田 貴也(いいだ たかや) 氏
1989年生まれ。NPO法人新宿環境活動ネット(新宿区立環境学習情報センター指定管理者)理事・事務局長。環境学習コーディネーターとして、小・中学生を対象とした出前授業やワークショップの企画・実施などに携わる。ESD円卓会議、日中韓環境教育ネットワーク(TEEN)、GEOC運営委員会等の委員として、ユースの声を発信している。
慶応大学在学、環境活動家
露木 志奈(つゆき しいな) 氏
2001年生まれ。幼児期は自然保育で育ち、小学生で山村留学を経験。高校1年生の夏からバリにある世界で一番エコな学校・グリーンスクールに留学、3年間をすごす。2018年にCOP24(気候変動枠組条約締約国会議)in Poland、2019年にCOP25 in Spainに参加。現在は「気候変動の危機について、同世代の中高生にもっと知ってほしい」と、日本各地の小中高校で講演を行う。
株式会社大川印刷社員、人間活動家
宮﨑 紗矢香(みやざき さやか) 氏
1997年生まれ。本学社会学部卒。在学中に子ども食堂の活動をきっかけにSDGsに関心を持つものの、国内企業などのSDGsウォッシュの実態に疑問を抱く。その後、グレタ・トゥーンベリさんを知り、Fridays For Future Tokyoのオーガナイザーとして活動。現在は、株式会社大川印刷社員。共著に『グレタさんの訴えと水害列島日本』、『子ども白書2020』。
新渡戸文化小中学校・高等学校統括校長補佐
山藤 旅聞(さんとう りょぶん) 氏
新渡戸文化小中学校・高等学校統括校長補佐、担当教科は生物。一般社団法人Think the Earth、株式会社ゲイトなど複数の組織、企業と兼務。2004年より都立高校の生物教員となり、オール実験の授業や生徒の「問い」だけで進める授業、生徒が主体的・自立的に学びを進める「対話式・双方向性授業」などを実践。企業やNPO/NGOとパートナーシップを組んだPBL(project based Learning)を実施し、数多くのプロジェクトを生み出している。
2019年より現職。2019年環境省グットライフアワード環境大臣賞受賞。