映画「MINAMATA」上映&トーク「被ばくと子どもたちの甲状腺がん 水俣と福島・アイリーン・美緒子・スミスさんと語ろう」
INFORMATION
福島原発事故から11年—。福島県では、300人もの子どもが甲状腺がんと診断されていますが、政府は被曝との因果関係を否定し続けています。現実を封じこめ、政策が「科学」を歪める構造は、「公害の原点」とされる水俣病と共通しています。アイリーン・美緒子・スミスさんをお招きし、被害者を封じ込めている社会の実像に迫り、被害者と歩むために何ができるかを考えます。
パネリスト
写真家、環境ジャーナリスト、グリーンアクション代表
アイリーン・美緒子・スミス 氏
311子ども甲状腺がん裁判、子ども脱被ばく裁判の弁護団長、弁護士
井戸 謙一 氏
311子ども甲状腺がん裁判の原告
311子ども甲状腺がん裁判弁護団、弁護士
河 潤美 氏
本学社会学部メディア社会学科教授
砂川 浩慶
コーディネータ
OurPlanet-TV
白石 草 氏
詳細情報
名称
映画「MINAMATA」上映&トーク「被ばくと子どもたちの甲状腺がん 水俣と福島・アイリーン・美緒子・スミスさんと語ろう」
内容
13:00 映画『MINAMATAーミナマター』(115分)
1971年、ニューヨーク。アメリカを代表する写真家ながら、酒に溺れ、荒んだ生活を送っていたユージン・スミスのもとに、情熱的な日本人通訳者アイリーンが訪れる。水俣病で苦しむ人々を撮影してほしいというのだ。説得に応じ、水俣に足を踏み入れたユージン。現地で目にしたのは厳しい現実だった。偏見に晒された患者、力で押さえつける工場、分断。水俣病と共に生きる人々に向き合ったユージンとアイリーンの姿を、俳優ジョニー・デップがプロデューサーを引き受け映画化した。日本では2021年秋公開。
15:00 シンポジウム「水俣と福島~アイリーン・美緒子・スミスさんと語ろう」
「多くの子どもが甲状腺がんに苦しんでいる」などないと否定する政府や福島県。放射線被曝による健康影響を口にすれば、「風評被害」や「差別」を招くと批判され、被害者が声をあげられない状況が続いてきました。しかし、今年1月、6人の甲状腺がんの若者が立ち上がり、裁判を提起しました。
そこにある事実が政策を導かず、政策が事実と科学をねつ造するという構造は、水俣病と共通しています。アイリーン・美緒子・スミスさんとともに、これからの道筋を考えます。
1971年、ニューヨーク。アメリカを代表する写真家ながら、酒に溺れ、荒んだ生活を送っていたユージン・スミスのもとに、情熱的な日本人通訳者アイリーンが訪れる。水俣病で苦しむ人々を撮影してほしいというのだ。説得に応じ、水俣に足を踏み入れたユージン。現地で目にしたのは厳しい現実だった。偏見に晒された患者、力で押さえつける工場、分断。水俣病と共に生きる人々に向き合ったユージンとアイリーンの姿を、俳優ジョニー・デップがプロデューサーを引き受け映画化した。日本では2021年秋公開。
15:00 シンポジウム「水俣と福島~アイリーン・美緒子・スミスさんと語ろう」
「多くの子どもが甲状腺がんに苦しんでいる」などないと否定する政府や福島県。放射線被曝による健康影響を口にすれば、「風評被害」や「差別」を招くと批判され、被害者が声をあげられない状況が続いてきました。しかし、今年1月、6人の甲状腺がんの若者が立ち上がり、裁判を提起しました。
そこにある事実が政策を導かず、政策が事実と科学をねつ造するという構造は、水俣病と共通しています。アイリーン・美緒子・スミスさんとともに、これからの道筋を考えます。
対象者
本学学生、教職員、校友、一般
申し込み
- 事前申し込み 必要
- 参加費 有料
資料代:1000円(本学学生及び大学生以下は無料)
定員:500人
ご予約:Peatixにて予約
※当日受付も可能ですがなるべくご予約ください。定員に達した場合入場できない場合があります。
主催
脱被ばく実現ネット、311 甲状腺がん子ども支援ネットワーク
共催
社会学部(砂川ゼミ)
後援
OurPlanet-TV、メディア総合研究所、JCJ(日本ジャーナリスト会議)、放送を語る会、NHKとメディアの今を考える会
備考
お問い合わせ
社会学部 砂川 浩慶 教授
E-mail:[email protected]