第10回学術研究大会「150年目の鉄道の現状と課題」
INFORMATION
本研究大会は、本学経済学部にゆかりのある研究者(卒業生、名誉教授、助教経験者など)による年に一度の研究会であり、研究上の交流を通じて懇親を深め、経済学部および経済学研究科の研究・教育の向上を図ることを目的にした公開講演会である。今回の講演者・司会・コメンテーターは、本学名誉教授、本学経済学部・経済学研究科出身の研究者、本学経済学部の助教経験者、本学経済学部の兼任講師経験者等からなる。当日は講師による講演の後、講師間および参加者との質疑応答の時間を設けることとしたい。
講演者
本学経済学部教授、経済研究所長
池田 毅
司会
本学名誉教授
老川 慶喜
専攻:経済史。主な業績:『日本鉄道史 昭和戦後・平成篇-国鉄の誕生からJR7社体制へ』中公新書、2019年;『日本鉄道史 大正・昭和戦前篇-日露戦争後から敗戦まで』中公新書、2016年など。
講師
日本大学名誉教授
桜井 徹 氏
元本学経済学部兼任講師。専攻:経営学。公益事業論。主な業績:「リニア中央新幹線と企業の社会的責任」『北海学園大学経済論集』66(4)、2019年3月;「欧州における鉄道維持の取り組み-鉄道事業の公益性」『雑誌経済』270、2018年など。
埼玉大学名誉教授
安藤 陽 氏
本学経済学部・大学院経済学研究科出身。専攻:公企業論、鉄道経営論。主な業績:『JRグループ─「民営化」に活路を求めた基幹鉄道─』大月書店、1990年;『西武鉄道・近畿日本鉄道─輸送力増強と経営多角化のジレンマ─』大月書店、1997年など。
関西大学教授
安部 誠治 氏
専攻:経営学、社会システム工学、公益事業論。主な業績:The 2011 Fukushima Nuclear Power Plant Accident: How and Why it Happened, 2014, ELSEVIER., Science of Societal Safety, 2018,Springer.
コメンテーター
明治大学准教授
恩田 睦 氏
元本学経済学部助教。専攻:近現代交通史、鉄道史。主な業績:『近代日本の地域発展と鉄道:秩父鉄道の経営史的研究』日本経済評論社,2018年;「高度成長期の鉄道と新幹線問題」『年報首都圏史研究2018』(8)など。
公益財団法人地方自治総合研究所常任研究員
其田 茂樹 氏
専攻:公共交通、地方財政。主な業績:『生活を支える社会のしくみを考える』(共著)(日本経済評論社、2019年);『地方自治論』(共著)(弘文堂、2018年)など。
本学経済学部教授、経済学部長
藤原 新
詳細情報
名称
内容
池田 毅
<司会>
老川 慶喜
<講師>
桜井 徹 氏「ドイツから見た日本の鉄道150年」
安藤 陽 氏「国鉄からJRへ、そしてこれからの日本の鉄道」
安部 誠治 氏「事故と安全から見た日本の鉄道」
<コメンテーター>
恩田 睦 氏
其田 茂樹 氏
<閉会挨拶>
藤原 新