【変更】社会福祉セミナー「人の福祉と動物福祉:研究と実践のフロンティア」(全4回)
INFORMATION
10/11追記
【変更】
講師を変更して本セミナーを開催いたします。
私たちの身近にいるペットは、人の生活の質を向上させるという研究が多数なされている。一方で、動物たち自身にとっての幸福や動物らしく生きる権利は、どうしても人間の都合によって大きく左右される。人の福祉と動物のウェルビーイングを両立させるために、私たちはどのような社会を目指せばいいのか?本セミナーでは、Human-Animal Studies(人と動物の関係学)の最新の研究と実践を紹介し、動物と共に生きていく社会について考える。
講師
本学社会福祉研究所研究員、本学社会学部兼任講師、中央大学・日本獣医生命科学大学・帝京科学大学非常勤講師
梶原 はづき
専門は社会学、特に人と動物の関係。著書に『災害とコンパニオンアニマルの社会学:批判的実在論とHuman-Animal Studiesで読み解く東日本大震災』(第三書館 2019年)、『Surviving with companion animals in Japan : Life after a Tsunami and Nuclear Disaster』(Palgrave Macmillan 2020)など。2000年にペットとの死別の悲しみをサポートする自助グループ、Pet Lovers Meetingを立ち上げ、以降代表を務める。
一般社団法人つくろい東京ファンド代表理事、認定NPO法人ビッグイシュー基金共同代表、本学大学院21世紀社会デザイン研究科客員教授、住まいの貧困に取り組むネットワーク世話人、生活保護問題対策全国会議幹事
稲葉 剛
1969年、広島県広島市生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業。1994年より、新宿において路上生活者支援の活動に取り組む。2001年、自立生活サポートセンター・もやいを設立し、幅広い生活困窮者への相談・支援活動を展開。2014年まで理事長を務める。2014年、つくろい東京ファンドを設立し、空き家を活用した低所得者向け住宅支援事業に取り組んでいる。著書に『貧困パンデミック』(明石書店 2021年)、『閉ざされた扉をこじ開ける』(朝日新書 2020年)、『貧困の現場から社会を変える』(堀之内出版 2016年)、『ハウジングプア』(山吹書店 2009年)、『ハウジングファースト』(共編著、山吹書店 2018年)、『コロナ禍の東京を駆ける』(共編著、岩波書店 2020年)など。
本学経済学部教授、社会福祉研究所所長
菅沼 隆
詳細情報
名称
内容
第2回(9月30日) ホームレスとペットの社会学的研究:菅沼隆
第3回(10月14日) ペットと一緒に入れるシェルター「ボブハウス」の活動:稲葉剛
第4回(10月28日) まとめ 単一で単純なアプローチに抗して:菅沼隆
対象者
申し込み
- 事前申し込み 必要
- 参加費 有料
【受講料】
一般:5,000円、学生:2,000円
【申込締切】
8月25日(金)12時
定員30名。ただし7名に満たない場合は中止とする。