公開講演会「日本のAI技術の現状と課題—大学の果たすべき役割」
INFORMATION
日本はDXにおいて先進国の中で遅れを取っていると言われている。DXは、物事を単に電子化するだけでなく、デジタルの仕組みを導入することで仕事のやり方やルールまで変えていくことに本質がある。NECは世界一の顔認証技術を有しており、日本のDXを推進してきた。そこでAIやDXによって、日本社会や企業はどのように変わっていく必要があるのかをNECの事例等を踏まえながらお話をして頂く。
また、DX社会において大学が果たす役割について、教育現場におけるクラウドの可能性、クラウド技術を活用できる人材育成のために高等教育で必要なことについてもお話ししていただく。
講師
NEC執行役Corporate EVP兼CDO
吉崎 敏文 氏
1985年4月に日本アイ・ビー・エム株式会社に入社し、2008年4月に同社執行役員・ワトソン事業部長として日本のAI産業をけん引してきた。2019年2月に同社退社とともに、NECコーポレートにエグゼクティブとして転職した。2019年4月執行役員、2021年4月執行役員常務、2023年4月Corporate EVP兼CDO※、2023年6月執行役Corporate EVP兼CDOとなり現在に至る。
※ CDO:Chief Digital Officer