公開講演会「歴史創作の現場に聞く!佐藤二葉『アンナ・コムネナ』と歴史考証」

INFORMATION

  • 2024年3月17日(日)14:15~16:15
  • ハイブリッド型開催(対面・オンライン)
    名古屋大学東山キャンパス 文学部本館 127講義室(愛知県名古屋市千種区不老町)

歴史漫画・アニメの創作・考証をめぐるトークセッション。12世紀のビザンツ帝国を舞台に実在した皇族・女性歴史家を主人公にした『アンナ・コムネナ』(星海社)作者の佐藤二葉氏を講師に招き、ヴァイキング時代を舞台にしたアニメ『ヴィンランド・サガ』(原作・幸村誠)歴史考証を担当した小澤実を聴き手として、歴史とりわけ西洋中世世界を題材とした作品の創作過程やその考証プロセスについてインタビューを行う。この講演会は名古屋大学東山キャンパスにて開催される歴史イベント「歴史フェス」と共催で実施する。

講師

漫画家、小説家、音楽家、舞台役者、演出家、リュラー奏者
佐藤 二葉(さとう ふたば) 氏

国際基督教大学卒業、首都大学東京大学院博士前期課程中退。大学では西洋古典学を専攻し、特にギリシア悲劇を研究。舞台演劇にも携わり、2014年に座・高円寺劇場創造アカデミー演出コース修了。主にリュラーの奏者・演者として、日本西洋古典学会、朝日カルチャーセンターなどで講義・講演。また、2017年にはギリシア本国デルフィ野外劇場ほかでのギリシア喜劇の原語上演(古代演劇クラブ・ギリシア講演)に参加。2017年3月8月から2018年3月に、星海社漫画連載ウェブサイト「ツイ4」に、古代ギリシアの女性詩人エーリンナを主人公とする歴史漫画を連載し、漫画家としての活動を続けている。作品として歴史漫画『うたえ!エーリンナ』(星海社、2018年)、ファンタジー小説『百島王国物語』(星海社、2019年)、歴史漫画『アンナ・コムネナ』(2021年~)。

本学人文研究センター長、文学部史学科世界史学専修教授
小澤 実
歴史フェス実行委員、東海大学文学部史学科准教授、本学兼任講師
大谷 哲(おおたに さとし) 氏

筑波大学第一学群人文学類卒業、東北大学大学院文学研究科博士課程修了(博士・文学)。東北大学文学部研究助手、日本学術振興会特別研究員(PD)を経て現職。共著に、『ローマ帝国と西アジア:前三~七世紀』(岩波書店、2021年)、金澤周作他編『論点・西洋史学』(ミネルヴァ書房、2020年)他、論文に「ローマ皇帝デキウスによる供犠執行命令布告の意図と「キリスト教徒迫害」—供犠執行証明書パピルス史料の分析を中心に—」『東海史学』56(2022)、「The Persecution in Lugdunum and the Marytyrdom of Irenaeus in the Eyes of Gregory of Tours」『Scrinium』13-1(2017)他多数。

詳細情報

名称

公開講演会「歴史創作の現場に聞く!佐藤二葉『アンナ・コムネナ』と歴史考証」

内容

【プログラム】
14:15~14:20 趣旨説明、登壇者紹介:大谷哲氏
14:20~15:45 対談:佐藤二葉氏、小澤実
15:45~16:15 質疑応答

対象者

本学学生、教職員、校友、一般

申し込み

  • 事前申し込み 必要
  • 参加費 無料

以下のWebサイトよりお申込みください。

主催

文学部人文研究センター

共催

歴史フェス実行委員会

お問い合わせ

人文研究センター長、文学部史学科世界史学専修教授
小澤 実

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