公開セミナー「タイの中等教育における日本語教育」
INFORMATION
2023年5月に日本語教育機関認定法が成立し、日本語教育機関の認定制度及び登録日本語教員の新たな国家資格が整備されている。また、2023年3月現在、日本政府は、2033年までに外国人留学生の受け入れ数を40万人にする目標を掲げている。このような流れの中で、日本語教員養成の観点からも、留学生受け入れの観点からも、海外から日本留学を目指す学生の動向や海外の日本語教育の状況を学ぶことが期待される。そこで、今回は、タイの日本語教育研究者であり、中等日本語教師会を牽引なさっているスニーラット先生をお迎えし、近年の学習者や教育現場の動向や日本留学の課題について講演を行なっていただく。
具体的には、タイにおける日本語人材へのニーズや日本語学習の意義にふれるとともに、日本語教育の充実に向けた日本語教員の研修、日本語学習教材の開発、教育関係者と政策立案者、ひいては社会全体との連携の必要性について論じていただく。
当講演会は、学部公開講演会『言語と社会や文化を<つなぐ>:世界と切り結ぶ異文化コミュニケーション』の一環として開催します。
タマサート大学教養学部日本学科准教授
スニーラット・ニャンジャローンスック 氏
2002年お茶の水女子大学人間文化研究科国際日本学専攻博士課程修了(応用言語学博士号)。タイ国日本語日本文化教師会(JTAT)会長で、タイ国の中等教育における日本語教育に精通している。
詳細情報
名称
公開セミナー「タイの中等教育における日本語教育」
内容
講演(60分)&質疑応答(20分)
対象者
本学学生、教職員、校友、一般
申し込み
- 事前申し込み 不要
- 参加費 無料
主催
異文化コミュニケーション学部
共催
日本語教育センター