2017/04/27 (THU)

「陸前高田グローバルキャンパス」がオープン。
キャンパス内にサテライトを設置し、教育研究や幅広い交流活動の拠点を目指します

キーワード:社会・地域連携

OBJECTIVE.

立教大学と岩手大学は、4月25日(火)、岩手県陸前高田市に、「陸前高田グローバルキャンパス」をオープンしました。両大学は、同キャンパス内にそれぞれサテライトを設置し、同市民や国内外の学生・研究者、企業や行政関係者などの交流活動の拠点として活用していきます。

オープニングセレモニーには、同市民や大学、市役所の関係者あわせて120人が参加。テープカットの後に、陸前高田グローバルキャンパスを運営する岩手大学の岩渕明学長と立教大学の吉岡知哉総長からそれぞれ挨拶がありました。

その後、岩手県の千葉茂樹副知事、陸前高田市の戸羽太市長から祝辞が述べられました。戸羽市長は、「若い人の声が響く街をつくりたい。そのための拠点づくりとしてグローバルキャンパスの検討が始まった。市民とかかわりが持てる拠点は大変うれしい。大学と共にいろんなことにチャレンジしていくエネルギーが、陸前高田市を発展させ、元気を与えてくれると期待している」と語られました。
キャンパス内には、陸前高田市で英語指導助手を務め、東日本大震災の津波で亡くなったモンゴメリー・ディクソンさんの愛称にちなんだ「モンティ・ホール」も設けられ、除幕式が行われました。

最後は、米崎中仮設住宅合唱隊による「ふるさとの山に向ひて」「御祝(ごいわい)」の合唱と踊りで華やかに締めくくられました。

オープニングセレモニーに先駆けて開設記念礼拝を両大学関係者で執り行いました

両大学と陸前高田市は、2016年1月、相互協力及び連携協定を締結。協議会を立ち上げ、同市内の空き校舎の活用や、シンポジウムや教育プログラムの協同実施の検討を進めてきました。

陸前高田グローバルキャンパスでは、学びを通して「つたえる、つなぐ、つくる」をコンセプトに、①防災やまちづくりに関する研修・研究機会の創出、②学生・教職員が、地域や国の垣根を越え、市民と共に学び、考え、行動する教育活動、③大学の知見を生かした講座やプログラムなどの学びの機会の提供など、多様な取り組みを市民に限らずさまざまな方を対象に展開していくことを予定しています。

施設概要

名称:陸前高田グローバルキャンパス(愛称:たかたのゆめキャンパス)
住所:岩手県陸前高田市米崎町字神田113番地10(旧市立米崎中学校)
運営:岩手大学、立教大学(陸前高田グローバルキャンパス運営機構)
設備
(2階)事務室、ラウンジ、資料展示室、会議室、研究室、モンティ・ホール、シャワールーム
(3階)シェアラボ(協働研究室)、多目的室、和室、ワークショップルーム
など

ロゴマーク

陸前高田グローバルキャンパス

立教大学陸前高田サテライト

岩手大学陸前高田グローバルキャンパス事業

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