先輩職員インタビュー図書館利用支援課 守田 梨紗
学生一人ひとりと向き合い、サポートをしていきたい
立教学院の職員採用に応募したのは、学生時代に出会った職員の姿に魅力を感じたことがきっかけでした。私は立教大学在学中にキャンプなどのプログラムやサークル活動に参加し、人とつながり、様々な経験を積み重ねることの楽しさを知りました。私の人生は、キャンプなどの活動に参加するという小さな一歩によって、大きく変わったと言っても過言ではありません。それほどの経験をすることができたのは、在学中に出会った職員の方が、一人の大人として成長できるよう導き、サポートしてくださったからこそだと思います。そのような環境がある立教学院でなら、自身の経験を活かして教育に携わることができるのではないかと考えました。また、職員という立場で学生一人ひとりと向き合い、サポートをしていきたいという想いをもって応募しました。
次々と課題に向かっていくことができる面白さ
主に、図書館カウンターで働いているスタッフを支える閲覧業務を担当しています。学生と直に接しているカウンタースタッフが受けた問い合わせや要望に対し、必要に応じて改善策を検討することや、スタッフが働きやすい環境を整えることが業務の中心です。学生と直接関わる機会は多くないため、その反応や成果は目に見えにくい部分ですが、だからこそ、スタッフとの連携を密にして利用に関する要望をくみ取り、自ら現場に行って利用方法を想定してみるなど、学生の目線で図書館のサービスを考えるようにしています。また、仕事の大部分はルーティンワークではなく、その都度、調整と判断が求められます。判断する材料とスピードが必要になることも多く、業務を遂行する難しさを感じることもありますが、その一方で次々と課題に向かっていくことができる面白さも感じています。
利用者の思いを汲み取り、カタチにしていく
私が働いている池袋図書館には、授業期間の平日に平均して約6,000人の利用者が来館します。それだけ多くの方が利用しているので、私たちが受ける要望も多岐にわたります。実際に利用者からの要望を受けて改善策を展開しているケースもあります。過去には、雑誌の並び順に関する意見をもとに、書架に並べる雑誌の順番を変更したこともありました。最近では、学生からPC設置席に関する意見を受けたことをきっかけに、閲覧席の運用を変更することでPC席を増やすなど、利用者の声によって少しずつ改善しています。希望通りに対応できないこともありますが、利用者の思いを汲み取りながら形にしていくことに大きなやりがいを感じています。それらの意見や要望によって、図書館がさらに良い方向に進んでいくということは間違いありません。職員という立場では見えない部分もあると思いますので、学生や教員が意見を伝えてくれる環境はとてもありがたいことだと感じています。
応募を検討中の方にひとこと
私は自分をアピールすることや人前で話すことが得意ではなく、就職活動中は自信を持てない自分に何度も悩みました。そんな私がここで働くことができているのは、得意なこと、不得意なことに関わらず、立教で働きたいという想いや正直な自分の姿を伝えることができたからだと思います。色々なスキルを磨くことはもちろん大切なことですが、それ以上に自分の想いや自分らしさをどれだけまっすぐに伝えられるかが重要ではないでしょうか。ぜひ、自信を持って想いを伝えてもらえればと思います。
ワーキングスタイル
8:50 | 出勤、メールチェック |
9:00 | カウンタースタッフから引き継ぎ |
10:00 | 学生や教員からの問い合わせに対応 |
12:00 | ランチ |
13:00 | サービスへの要望について検討 |
14:00 | カウンタースタッフと週次ミーティング |
16:00 | 外部業者と図書館広報誌に関する打合せ |
17:00 | 館内広報物の作成 |
18:30 | 退勤(同僚・先輩職員とバスケットボールへ) |
※記事の内容や所属等は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。