OBJECTIVE.
パリ2024パラリンピックの車いすマラソン日本代表に、本学卒業生の吉田竜太さん(2004年社会学部卒)が、決定しました。
吉田さんは、2015年4月に、イギリス・ロンドンで開催された「IPC陸上競技マラソン世界選手権」で、初めて車いすマラソンの日本代表に選出され出場。その後多くの国際大会を経験し、2023年11月の「第42回大分国際車いすマラソン」では総合4位(日本人2位)となり、同競技の標準記録を突破しました。そしてこのたび見事、パリ2024パラリンピックの男子車いすマラソン(T54※)の日本代表に決定しました。
なお、別種目で得意とする5000mでは内定から外れたものの、2024年2月に、ドバイ・シャルジャで開催された「12th Sharjah International Open Para Athletics Meeting 2024」では従来の日本新記録を6秒更新するなど活躍をみせています。
※ 両下肢は正常に機能するが両下肢に中等度から重度の運動しょうがいがあるか、または手足の欠損がある車いすトラック競技者のクラス
なお、別種目で得意とする5000mでは内定から外れたものの、2024年2月に、ドバイ・シャルジャで開催された「12th Sharjah International Open Para Athletics Meeting 2024」では従来の日本新記録を6秒更新するなど活躍をみせています。
※ 両下肢は正常に機能するが両下肢に中等度から重度の運動しょうがいがあるか、または手足の欠損がある車いすトラック競技者のクラス
コメント
「神戸2024世界パラ陸上競技選手権大会」での競技中の様子
2004年社会学部卒(体育会相撲部OB)
吉田 竜太さん
2005年に事故で車いすとなり、所沢のリハビリテーション病院でパラリンピックを目指すと決意してから長い年月が経ちましたが、ここでようやくパラリンピック出場の切符を手にすることが出来ました。新座キャンパスの相撲場で磨いた心身の強さ、身につけた忍耐力の賜物だと思っています。競技環境を整えてくれた所属企業、支え応援してくださった相撲部、校友の皆様には大変感謝しております。
相撲の世界では、稽古を受けてくれた先輩力士に本場所で勝つことを「恩を返した」というそうです。今は相撲をとることも学生に胸を貸すことも出来ませんが、一緒に稽古をしてくださった先輩方をはじめお世話になった全ての皆様に恩を返せるように、メダル獲得を目指し、全身全霊を尽くしてパリの街を駆け抜けて参ります。
マラソンを走っていると沿道の声援はとても力になります。
ぜひ皆様の熱い声援を立教からパリまで届けてください!頑張ります!
吉田 竜太さん
2005年に事故で車いすとなり、所沢のリハビリテーション病院でパラリンピックを目指すと決意してから長い年月が経ちましたが、ここでようやくパラリンピック出場の切符を手にすることが出来ました。新座キャンパスの相撲場で磨いた心身の強さ、身につけた忍耐力の賜物だと思っています。競技環境を整えてくれた所属企業、支え応援してくださった相撲部、校友の皆様には大変感謝しております。
相撲の世界では、稽古を受けてくれた先輩力士に本場所で勝つことを「恩を返した」というそうです。今は相撲をとることも学生に胸を貸すことも出来ませんが、一緒に稽古をしてくださった先輩方をはじめお世話になった全ての皆様に恩を返せるように、メダル獲得を目指し、全身全霊を尽くしてパリの街を駆け抜けて参ります。
マラソンを走っていると沿道の声援はとても力になります。
ぜひ皆様の熱い声援を立教からパリまで届けてください!頑張ります!
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2024/10/02 (WED)