知恵を絞り物事の「軸」を考え抜く——業界に新たな風を吹かせる一大企業を目指して
株式会社セプテーニ・ホールディングス 代表取締役 グループ社長執行役員 佐藤 光紀 さん
2021/11/30
立教卒業生のWork & Life
OVERVIEW
本学の講義やイベントで講師を務めた、立教卒の“リーダー”たちの言葉をご紹介します。
2013年に新規事業としてマンガコンテンツ事業を立ち上げ、マンガアプリ「GANMA!」を国内有数のマンガアプリに成長させる
セプテーニグループは、DX※を支援するデジタルマーケティング事業や、マンガアプリの運営をはじめとするメディアプラットフォーム事業などを展開しています。
※DX:デジタルトランスフォーメーション。IT技術の浸透が人々の生活をよりよくするという考え方。
学生時代はプロのミュージシャンを目指して音楽サークルに所属し、就職後も音楽活動を続けていました。しかし、入社3年目の1999年に新規事業を立ち上げるプロジェクトのたった一人のメンバーに任命されたことでビジネスや経営への興味が強くなり、仕事へ集中することを決意。思いついたアイデアを、事業として成立させるためにはどのようにすればいいのか。物事の「軸」を確立させるために知恵を振り絞り、考え抜いた末に行き着いたのが、後に事業の主軸を担うことになるインターネット広告事業への挑戦です。当時はインターネット産業の黎明期。あらゆる角度で検討を重ね、「業界に新たな変革を起こそう」という理念を持って起業しました。その後も同様にコンテンツ産業の変革を目指して、2013年にはマンガアプリ「GANMA!」を中心とするマンガコンテンツ事業を創業しています。
立教では音楽活動を通して、学生だけではなく多様な業界の人に出会いましたが、もっとたくさんの人に会っておけばよかったと思います。学生の皆さんには「無知だからこそ得られる知恵がある」という考えを持って、さまざまなことにチャレンジしながら多くの人と積極的に交流してほしいですね。
※DX:デジタルトランスフォーメーション。IT技術の浸透が人々の生活をよりよくするという考え方。
学生時代はプロのミュージシャンを目指して音楽サークルに所属し、就職後も音楽活動を続けていました。しかし、入社3年目の1999年に新規事業を立ち上げるプロジェクトのたった一人のメンバーに任命されたことでビジネスや経営への興味が強くなり、仕事へ集中することを決意。思いついたアイデアを、事業として成立させるためにはどのようにすればいいのか。物事の「軸」を確立させるために知恵を振り絞り、考え抜いた末に行き着いたのが、後に事業の主軸を担うことになるインターネット広告事業への挑戦です。当時はインターネット産業の黎明期。あらゆる角度で検討を重ね、「業界に新たな変革を起こそう」という理念を持って起業しました。その後も同様にコンテンツ産業の変革を目指して、2013年にはマンガアプリ「GANMA!」を中心とするマンガコンテンツ事業を創業しています。
立教では音楽活動を通して、学生だけではなく多様な業界の人に出会いましたが、もっとたくさんの人に会っておけばよかったと思います。学生の皆さんには「無知だからこそ得られる知恵がある」という考えを持って、さまざまなことにチャレンジしながら多くの人と積極的に交流してほしいですね。
※本記事は季刊「立教」257号(2021年7月発行)をもとに再構成したものです。定期購読のお申し込みはこちら
※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。
CATEGORY
このカテゴリの他の記事を見る
立教卒業生のWork & Life
2024/11/19
「挑戦なくして成長なし」を信条に途上国専門商社を起業。日本と...
株式会社RAISE WORLD代表取締役 白川 直史さん
プロフィール
PROFILE
佐藤 光紀(さとう こうき) さん
代表取締役 グループ社長執行役員
1997年 法学部法学科卒業
1975年東京都生まれ。立教大学卒業後、97年サブ・アンド・リミナル(現セプテーニ・ホールディングス)入社。
1999年に新規事業責任者としてインターネット広告事業を立ち上げ、同社を国内トップクラスのデジタルマーケティング企業に育てる。06年セプテーニ代表取締役社長。09年セプテーニ・ホールディングス代表取締役(現任)社長。17年からはグループ社長執行役員(現任)も務める。全学共通科目「立教OBOGの『社長の履歴書』」のゲスト・スピーカー(講師)を担当。