全国ネットワークを生かし地域や社会に寄り添った企画・発信を
日本放送協会 東 あずささん
2023/11/13
立教卒業生のWork & Life
OVERVIEW
経済学部経済学科を卒業し、日本放送協会で仕事をされる東 あずささんからのメッセージです。
『ツクランカー』のチーフプロデューサーと。立教卒業生コンビで番組づくりに奮闘する
立教大学を卒業後、20年近く日本放送協会(NHK)に勤める東あずささん。入局のきっかけは「子どもからお年寄りまで多くの人の目に触れ、世の中を豊かにする仕事をしたい」という思いだった。地方での勤務を経て、現在は首都圏局のデスクを務める。
「最初の赴任先は群馬県でした。ちょうど連続テレビ小説『ファイト』の舞台に選ばれたタイミングで、プロモーションのために各所を奔走したことを覚えています。初めて住む土地でしたが、仕事を通して自然と愛着が芽生えていきました。さまざまな地域の魅力を発見・発信できる点が、47都道府県を網羅するNHKの強みだと感じています」
「最初の赴任先は群馬県でした。ちょうど連続テレビ小説『ファイト』の舞台に選ばれたタイミングで、プロモーションのために各所を奔走したことを覚えています。初めて住む土地でしたが、仕事を通して自然と愛着が芽生えていきました。さまざまな地域の魅力を発見・発信できる点が、47都道府県を網羅するNHKの強みだと感じています」
立教大学の池袋キャンパスで開催した「社会を知る講座」の参加学生と
首都圏局に異動してからは、立教と関わる機会が増えたという。STEAM教育※をテーマとする番組『ツクランカー』には、立教小学校の児童が出演。プログラミングで防災マップを作るワークに取り組んだ。
「番組のスタッフには導かれたように立教卒業生が集い、心強いチームで制作ができました。番組を通して、後輩の皆さんに少しでも学びの場を豊かに感じていただけていたらうれしいです」
2022年度には、立教のキャリアセンターが実施するキャリア支援プログラム「社会を知る講座」の企画・調整に携わった。「講座では学生たちのリアルな気持ちを聞くことができ、堂々と大人と話す姿を見て胸が熱くなりました」と振り返る。
「番組のスタッフには導かれたように立教卒業生が集い、心強いチームで制作ができました。番組を通して、後輩の皆さんに少しでも学びの場を豊かに感じていただけていたらうれしいです」
2022年度には、立教のキャリアセンターが実施するキャリア支援プログラム「社会を知る講座」の企画・調整に携わった。「講座では学生たちのリアルな気持ちを聞くことができ、堂々と大人と話す姿を見て胸が熱くなりました」と振り返る。
※STEAM教育:科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、芸術・リベラルアーツ(Arts)、数学(Mathematics)を組み合わせた横断的な教育。
大学では証券経済論を研究する北原徹教授(当時)のゼミに所属。卒業式の日に
大学時代は放送研究会に所属し、学外の活動でもラジオ番組の制作やスポンサー営業に挑戦していた東さん。「毎日が体当たりの連続で、『大学生』という身分を最大限に活用した4年間でした」と当時を思い返す。
「大学4年間には無限の可能性が秘められています。興味のあることや分からないことがあればどんどん見聞きして、調べてください。机の上だけでなく手や足を動かして『自分のもの』にした知識や経験は、自分を強くしてくれるはずです。何気ない日常も、今となっては非常に特別な時間でした。ぜひ立教大学での1日1日を味わい尽くしてほしいと思います」
「大学4年間には無限の可能性が秘められています。興味のあることや分からないことがあればどんどん見聞きして、調べてください。机の上だけでなく手や足を動かして『自分のもの』にした知識や経験は、自分を強くしてくれるはずです。何気ない日常も、今となっては非常に特別な時間でした。ぜひ立教大学での1日1日を味わい尽くしてほしいと思います」
※本記事は季刊「立教」265号(2023年7月発行)をもとに再構成したものです。バックナンバーの購入や定期購読のお申し込みはこちら
※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。
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プロフィール
PROFILE
東 あずささん
首都圏局 デスク
2004年 経済学部経済学科卒業