知力と体力を駆使し、野山を走破するオリエンテーリングの日本代表として活躍。飽くなき情熱で突き進む
文学部文学科日本文学専修4年次 香取 瑞穂さん
2021/05/06
アスリート&スポーツ
OVERVIEW
オリエンテーリングのジュニア世界大会に2018年から2年連続で出場。2019年のアジアジュニア・ユース選手権大会ではスプリント部門1位という輝かしい成績を残した香取瑞穂さん。
2019年山梨県北杜市で開催されたアジアジュニア・ユースオリエンテーリング選手権大会スプリント競技表彰式の様子
「競技者だった両親の影響で、幼少期にこのスポーツと出合いましたが、本格的に始めたのは大学生になってからです。立教大学のオリエンテーリングサークルに入り、その面白さに魅了されました」
オリエンテーリングとは、地図に記載されたポイントをスタートからゴールまでたどり、所要時間を競う野外スポーツだ。「森の植生状況や地形を読み取る知力、不整地を走る体力など総合力を問われるのが楽しい」と語る香取さんは、練習会を含め、年間約60もの大会に出場している。
「2020年度日本学生オリエンテーリング選手権大会では5位入賞、いつも一緒に練習している世良史佳選手(コミュニティ福祉学部福祉学科4年次)は4位入賞という結果でした。コロナ禍でほとんど練習ができずに本番を迎えたのですが、仲間と無事に走り切れた喜びと、もっと上位に入りたかった悔しさが半々でしたね」
競技と同じく、大きな刺激になっているのが日々の学びだという。
「立教大学には、全学部生を対象にした多彩な分野の教養科目(全学共通科目)が用意されています。さらに、自分の専攻に加え、他学部の専門科目も履修できるので、視野が格段に広がりました」
2020年9月には、これまでの活躍が認められて豊島区スポーツ栄誉賞を受賞した香取さん。「卒業後は競技の普及・発展にも貢献していきたい」と力強く語る姿からは、尽きることのない情熱があふれていた。
オリエンテーリングとは、地図に記載されたポイントをスタートからゴールまでたどり、所要時間を競う野外スポーツだ。「森の植生状況や地形を読み取る知力、不整地を走る体力など総合力を問われるのが楽しい」と語る香取さんは、練習会を含め、年間約60もの大会に出場している。
「2020年度日本学生オリエンテーリング選手権大会では5位入賞、いつも一緒に練習している世良史佳選手(コミュニティ福祉学部福祉学科4年次)は4位入賞という結果でした。コロナ禍でほとんど練習ができずに本番を迎えたのですが、仲間と無事に走り切れた喜びと、もっと上位に入りたかった悔しさが半々でしたね」
競技と同じく、大きな刺激になっているのが日々の学びだという。
「立教大学には、全学部生を対象にした多彩な分野の教養科目(全学共通科目)が用意されています。さらに、自分の専攻に加え、他学部の専門科目も履修できるので、視野が格段に広がりました」
2020年9月には、これまでの活躍が認められて豊島区スポーツ栄誉賞を受賞した香取さん。「卒業後は競技の普及・発展にも貢献していきたい」と力強く語る姿からは、尽きることのない情熱があふれていた。
2018年ハンガリーで開催されたジュニア世界オリエンテーリング選手権大会開会式で、ジュニア日本代表メンバーと
2018年岐阜県恵那市にて行われた全国学生大会リレー部門で立教大学が3位に入賞した(左から2人目が香取さん)
※本記事は季刊「立教」255号(2021年1月発行)をもとに再構成したものです。定期購読のお申し込みはこちら
※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。
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