公務員試験講座受講と入念な面接対策で受験した公務員試験すべてに合格

公務員内定 鯉沼 真衣 さん

2016/01/01

キャリアの立教

OVERVIEW

公務員内定の文学部文学科 鯉沼 真衣 さんによる就職活動体験談です。

鯉沼 真衣 さん Mai Koinuma

志望業界
公務員
エントリー社数・・・・・・0社
説明会参加社数・・・・・・2社
OB・OG・先輩訪問数・・・0人
面接社数・・・・・・・・・ 3社
内々定社数・・・・・・・・ 3社
※2015年10月取材

講座の授業を受けるほか過去問を中心に勉強

大学2年生から将来のことを考え始め、自分はコツコツ仕事に励んでいくタイプなので公務員が合っているのではと感じるように。3年生のはじめには大学が開催する公務員試験講座に申し込み、その時にはすでに公務員への気持ちが固まっていました。
公務員試験の勉強は経済学系の計算など、今まで自分が経験してこなかった分野の科目もあり、非常に苦労しました。講座の授業を受けるほか、筆記試験は過去に出た問題がよく出るので、家では過去問を中心に勉強しました。

面接ではその時思ったことを自分の言葉で話すことを心がける

国家一般職では筆記試験の後に、官庁訪問をします。これは、行きたい官庁に自分でアポを取って面接を受けるものです。面接ではコールセンターでのアルバイト経験のエピソードを中心に、高齢者の方に対応する時はわかりやすい言葉を使うなどの工夫をした話をし、対応力や相手を思いやる姿勢があることをアピール。東京都特別区やさいたま市の面接を受けた時は、窓口業務があるからか、面接官の印象も良かったと思います。
公務員試験の面接は話す内容だけでなく、印象が特に大切だと思ったので、明るく笑顔でハキハキと話すように気をつけました。また、「相手との会話のキャッチボール」を心がけ、想定問答などに頼らず、その時思ったことを自分の言葉で話すことを心がけました。面接は慣れが大切です。私は、大学のキャリアセンターのほか、ハローワークの新卒を対象にした「新卒応援ハローワーク」で模擬面接をしてもらいました。
がんばった甲斐があって、受けた試験はすべて合格。4月からは霞ヶ関で働きます。どんな仕事をするにせよ、真摯に向き合い、成長していきたいです。

就活必携アイテムはコレ!

ノートには面接で聞かれたことなどを書いて考えをまとめていました。公務員試験対策は勉強が大切なので、学業のお守りも持ち歩いていました。

ここが効いた!私のエントリーシート

公務員試験では面接カードというものがあり、国家一般職の官庁訪問では事前に提出せず、書いたものを訪問の場で相手に渡し、それを見てもらいながら面接を受けます。官庁ごとに形式が違うので、それぞれの書き方に対応しないといけません。中には、罫線がなく、枠の中で自己PRを自由に表現する形式のものもあります。その場合は、枠いっぱいにぎっしり書くのではなく、自分で項目を設けて、箇条書きで簡潔に書くようにしていました。
POINT 見やすさに気をつけ丁寧に書くことを心がける
相手にその場で見てもらうので、とにかく見やすさが大切だと思い、丁寧に書くことを心がけました。官庁によって形式は違っても、聞かれることは大差ないので、書く内容は決まってきます。

これで成功!私の必勝自己PR 好きなことでは行動力があることをアピール

高校時代は美術部に所属しており、美術館巡りが趣味。イタリアの美術館を訪ねたこともあります。その時の話をしながら、好きなことでは行動力があることなどをアピールしました。

後輩へのメッセージ 積み重ねたことは確実に実を結ぶ

公務員を目指される方は、面接や試験に向けて自ら勉強を継続していかなければなりません。そのことをハードルだと感じている方も多いと思います。実際、私も勉強を始めるまではそうでした。しかし一つ一つ積み重ねたことは、確実に実を結びます。自分の将来を思い描いて、がんばってください。

※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご注意ください。

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