キャリア・就職支援プログラム「【社会を知る講座】私たちの知らない5Gの世界~5Gの今とこれからを紐解く~」を開催
立教大学
2021/12/21
キャリアの立教
OVERVIEW
11月25日(木)、キャリアセンターによる全学生を対象としたキャリア・就職支援プログラム「【社会を知る講座】私たちの知らない5Gの世界~5Gの今とこれからを紐解く~」をオンラインで開催しました。
「社会を知る講座」は、急激に変わる社会の変化について学生にわかりやすく伝えるプログラムで、2014年度から開催しています。
今回は、株式会社NTTドコモ、アンリツ株式会社、avatarin株式会社、綜合警備保障株式会社の協力を得て開催。5Gの基礎解説をはじめ、各企業の5G関連事業や今後の事業展開、また変化する社会においてこれから学生がどのような視点をもって学生生活を過ごしていけばよいか等、5Gに現場で携わる方それぞれの視点から話を伺う場となりました。
冒頭、キャリアセンターからプログラムの概要や目的について説明があったのち、株式会社NTTドコモ5G・IoTビジネス部担当課長の山田雄亮氏、アンリツ株式会社モバイルソリューション事業部事業部長の安城真哉氏、avatarin株式会社代表取締役CEOの深堀昂氏、綜合警備保障株式会社開発企画部技術総務室技術教育課課長代理の原田綱一氏より自己紹介と企業紹介をいただきました。
今回は、株式会社NTTドコモ、アンリツ株式会社、avatarin株式会社、綜合警備保障株式会社の協力を得て開催。5Gの基礎解説をはじめ、各企業の5G関連事業や今後の事業展開、また変化する社会においてこれから学生がどのような視点をもって学生生活を過ごしていけばよいか等、5Gに現場で携わる方それぞれの視点から話を伺う場となりました。
冒頭、キャリアセンターからプログラムの概要や目的について説明があったのち、株式会社NTTドコモ5G・IoTビジネス部担当課長の山田雄亮氏、アンリツ株式会社モバイルソリューション事業部事業部長の安城真哉氏、avatarin株式会社代表取締役CEOの深堀昂氏、綜合警備保障株式会社開発企画部技術総務室技術教育課課長代理の原田綱一氏より自己紹介と企業紹介をいただきました。
その後、山田氏からは、5Gに至るまでの通信の歴史や、5Gの3つの特徴(高速・大容量/低遅延/多端末接続)といった基礎解説に加え、具体的な使用例として、バンテリンドームナゴヤでの新感覚野球体験シート「docomo 5Gプライム・ツイン」などの事例紹介がありました。
安城氏からは、5Gを支える通信測定器について、通信計測ソリューションが活躍する領域やその役割について紹介がありました。また、通信の規格についても詳細な説明があり、5G社会における測定器の重要性が説明されました。
深堀氏からは、5Gを活用したサービスとして、アバターロボット「newme(ニューミー)」を活用した「瞬間移動サービス」について説明がありました。実際の導入事例として、水族館や百貨店、医療現場などの紹介があり、あらゆる分野で瞬間移動サービスが広がる可能性についても発言がありました。
原田氏からは、5Gを活用した研究の例として、東京スカイツリーでの広域監視、鶴ヶ城での高所みまもり試験、徳島県での車両みまもり試験について報告がありました。また、屋内AIドローン警備や行動解析AI、万引き検知AIといった、5Gに関連した新たなセキュリティについて紹介がありました。
上記ののち、パネルディスカッションに移行。「5Gに関連した今後の事業展開」について登壇者から発言がありました。
山田氏からは、医療分野での展望について説明があり、救急車に4Kカメラを取り付けることで、受け入れ病院に対し高精細に患者の容態を伝えることが可能になり、より多くの命を救うことに繋がると説明がありました。
安城氏は、地域ニーズや個別ニーズに応じて、通信事業者に頼らないさまざまな通信主体がローカル5Gの特徴を生かすことが、社会や経済の活性化に繋がると話し、その支援をすることで共に持続可能な未来を創っていきたいと説明されました。
深堀氏からは、「2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現する」というムーンショット型研究開発事業が紹介され、医療現場や宇宙空間でのアバター技術の可能性が説明されました。
原田氏からは、人手不足の問題解決と効率化のため、現在、警備事業だけではなく、橋梁、メガソーラー発電所、プラント施設等の安全確認等の事業も行っており、今後も人の手で安全確認が難しい作業や人手不足である警備業務をロボット・ドローン・AIを使って遠隔で解決することが求められ、5Gを活用する機会は益々増えると考えられるとの説明がありました。
山田氏からは、医療分野での展望について説明があり、救急車に4Kカメラを取り付けることで、受け入れ病院に対し高精細に患者の容態を伝えることが可能になり、より多くの命を救うことに繋がると説明がありました。
安城氏は、地域ニーズや個別ニーズに応じて、通信事業者に頼らないさまざまな通信主体がローカル5Gの特徴を生かすことが、社会や経済の活性化に繋がると話し、その支援をすることで共に持続可能な未来を創っていきたいと説明されました。
深堀氏からは、「2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現する」というムーンショット型研究開発事業が紹介され、医療現場や宇宙空間でのアバター技術の可能性が説明されました。
原田氏からは、人手不足の問題解決と効率化のため、現在、警備事業だけではなく、橋梁、メガソーラー発電所、プラント施設等の安全確認等の事業も行っており、今後も人の手で安全確認が難しい作業や人手不足である警備業務をロボット・ドローン・AIを使って遠隔で解決することが求められ、5Gを活用する機会は益々増えると考えられるとの説明がありました。
「5Gをはじめ変化のスピードが早まる社会を生きる上で必要な視点とは?」というテーマでは以下のような発言がありました。
山田氏は、「仮説を立てアイデアを出すこと」を提示。例えば普段見ているテレビ配信はどんな仕組みで成り立っているのか、5Gがあればどんなことが可能になるのかといったように、自ら考えて実行する力の重要性を説きました。
安城氏は、「将来が予見しづらい中、状況の変化を見ながら長期的な戦略を立て、修正しながら実行していく力の重要性」を提示。不測の事態が生じた際にも、試行錯誤を繰り返しながら考え続けられる人材が、今後求められるのではないかと話しました。
深堀氏は、同社キーワードの”The best way to predict the future is to make it yourself.”を提示し、未来は予測できないので、創る方が確実であると説きました。
原田氏は、「考える力」「知識や技術力をアップデートし続けること」を提示。また、自分の領域を決めつけず、さまざまなことに果敢に飛び込んでほしいとアドバイスがありました。
登壇者の皆さんが共通して、答えのない問題について考えることの重要性について触れられているのが印象的でした。
最後に行われた質疑応答では学生から多くの質問が寄せられ、各質問に対して登壇者の皆さんはそれぞれの立場から、時に個人的な見解も踏まえて真摯に回答くださいました。
新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、当日はオンラインでの開催となりましたが、学生は5Gをキーワードに社会の変化について知り、これからの学生生活含めた人生をどのように生きていくのかを考えるきっかけとなるプログラムになりました。
山田氏は、「仮説を立てアイデアを出すこと」を提示。例えば普段見ているテレビ配信はどんな仕組みで成り立っているのか、5Gがあればどんなことが可能になるのかといったように、自ら考えて実行する力の重要性を説きました。
安城氏は、「将来が予見しづらい中、状況の変化を見ながら長期的な戦略を立て、修正しながら実行していく力の重要性」を提示。不測の事態が生じた際にも、試行錯誤を繰り返しながら考え続けられる人材が、今後求められるのではないかと話しました。
深堀氏は、同社キーワードの”The best way to predict the future is to make it yourself.”を提示し、未来は予測できないので、創る方が確実であると説きました。
原田氏は、「考える力」「知識や技術力をアップデートし続けること」を提示。また、自分の領域を決めつけず、さまざまなことに果敢に飛び込んでほしいとアドバイスがありました。
登壇者の皆さんが共通して、答えのない問題について考えることの重要性について触れられているのが印象的でした。
最後に行われた質疑応答では学生から多くの質問が寄せられ、各質問に対して登壇者の皆さんはそれぞれの立場から、時に個人的な見解も踏まえて真摯に回答くださいました。
新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、当日はオンラインでの開催となりましたが、学生は5Gをキーワードに社会の変化について知り、これからの学生生活含めた人生をどのように生きていくのかを考えるきっかけとなるプログラムになりました。
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