知る、学ぶ、つながる—オンラインで国際交流!
高橋 晴香 さん(文学部教育学科1年次)、フングサバト・ナタン さん(経営学研究科国際経営学専攻2年次)
2021/09/03
RIKKYO GLOBAL
OVERVIEW
新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて、国際センターではオンライン会議システムや動画配信を活用し、国際交流の場や、海外留学への理解を深める機会などを多数提供しています。
今回は、立教大学の在学生と外国人留学生が外国語で交流する「オンラインワールドカフェ」※に参加した2人の声を紹介します。
※6言語(英語、韓国語、中国語、ドイツ語、フランス語、日本語)別で、週約30コマをオンライン開催。
2020年5月-7月約250回のオンラインイベント開催
2020年5月-7月約250回のオンラインイベント開催
〈参加プログラム〉オンラインワールドカフェ(英語)
VOICE—在学生
文学部教育学科1年次 高橋 晴香 さん TAKAHASHI Haruka
高校までの英語学習を通して「実際に話す練習が足りていない」と感じていたため、英語での会話に慣れ、スピーキング力を高める良い機会だと思い参加しました。外国人留学生との交流はもちろん楽しみでしたが、「自分と同じように英語を意欲的に学んでいる立教生と話してみたい」という思いもありました。
文学部教育学科1年次 高橋 晴香 さん TAKAHASHI Haruka
Q1.イベントに参加した理由は?
A.「英語を使う」ことに慣れ、実践的な語学力を鍛えたかったから高校までの英語学習を通して「実際に話す練習が足りていない」と感じていたため、英語での会話に慣れ、スピーキング力を高める良い機会だと思い参加しました。外国人留学生との交流はもちろん楽しみでしたが、「自分と同じように英語を意欲的に学んでいる立教生と話してみたい」という思いもありました。
Q2.イベントの内容は?
A.少人数のグループに分かれて、和気あいあいと会話しましたオンライン会議システム上でメンバーが集い、それぞれ自己紹介をした後、複数のグループに分かれて英語で交流しました。全員が初対面だったので最初は緊張しましたが、英語での表現に困ったときはお互いに教え合ったり、音楽や漫画など共通の趣味について話したりするうちに打ち解けることができました。気軽に発言できる和やかな雰囲気があり、とても楽しい時間でした。
Q3.オンラインで参加した感想は?
A.自宅から気軽に参加でき、普段出会えない人と話せるのが魅力やはり気軽に参加できるのが一番のメリットです。また、多くの授業がオンライン化されている中、1年次生の私にとって学年や学部が異なる人たちと交流できる機会はとても貴重で、素敵な経験になりました。先輩方が流暢に英語を話すのを聞き、「自分もさらに努力して上達したい」とモチベーションが向上しました。
Q4.イベントを通して学んだことは?
A.目の前にある「学びのチャンス」に貪欲になる大切さに気付きました4月の入学時からオンラインで始まった大学生活には制限もありますが、逆に「いまだからできること」もあり、このイベントもその一つです。今回の体験を通して、「自分に与えられたチャンスに貪欲にならなければならない」と感じ、現在は他のオンラインイベントにも積極的に参加しています。学びの機会、自分の成長の機会を逃さないよう、これからも自発的に取り組んでいきたいです。
〈参加プログラム〉※オンラインワールドカフェ(フランス語)
※運営サポートを担当
VOICE—外国人留学生
経営学研究科国際経営学専攻2年次
フングサバト・ナタン さん PHONGSAVATH Nathan
外国語習得の難しさを知っているため、フランス語を学ぶ学生を応援したいという気持ちがありました。自分自身も日本語の勉強には苦労しましたが、諦めずに努力を続けた結果、現在は日本で大学院に通い、就職も決まっています。学生の皆さんにも自信を持って海外留学し、私と同じように素晴らしい体験をしてもらいたいので、その後押しをしたいと思い参加を決めました。
VOICE—外国人留学生
経営学研究科国際経営学専攻2年次
フングサバト・ナタン さん PHONGSAVATH Nathan
Q1.イベントのサポートを担当した理由は?
A.「フランス語を学ぶ学生の力になりたい」という思いから外国語習得の難しさを知っているため、フランス語を学ぶ学生を応援したいという気持ちがありました。自分自身も日本語の勉強には苦労しましたが、諦めずに努力を続けた結果、現在は日本で大学院に通い、就職も決まっています。学生の皆さんにも自信を持って海外留学し、私と同じように素晴らしい体験をしてもらいたいので、その後押しをしたいと思い参加を決めました。
Q2.内容づくりで心掛けたことは?
A.バックグラウンドが異なるさまざまな参加者が楽しめるイベントに学部や学年、フランス語の習熟度が異なる学生が集まるため、どんな人でも楽しめるような内容にしたいと思いました。とはいえ運営サポートは初めての経験だったので、準備段階では試行錯誤を重ねました。オンラインでの開催ということもあり、フランス語の用語や例文をまとめた資料をつくるなど、どうすれば伝わりやすいかもじっくり考えました。
Q3.オンラインで参加した感想は?
A.オンラインならではの利便性も。学生の向上心に刺激をもらいましたオンライン会議システム上で画面が共有でき、資料の説明がしやすかったです。対面ではないためコミュニケーションには工夫も必要でしたが、少人数なので、一人一人としっかりフランス語で対話することができました。学生のモチベーションの高さには刺激を受けましたし、毎週参加してくれる学生もいて、楽しんでもらえている手応えがありうれしく思いました。
Q4.参加を通して得られたことは?
A.コミュニケーションスキル、説明スキルが鍛えられました学生の期待に応えるためにどんなコンテンツを用意すればいいのかを考え、実践したことはとても良い経験になり、コミュニケーションスキルや説明スキルが鍛えられました。また、このような社会状況下で立教生同士のコミュニティができたことも意義があると思います。今後もこうした機会があればぜひ参加したいです。
「オンラインワールドカフェ」の様子
国際センター主催のオンラインイベント
交流する
- オンライン版グローバルラウンジ
英語版と日本語版があり、立教生同士がオンライン上
で自由に交流できます。 - オンラインワールドカフェ
6言語別に開催され、“プチ留学”気分で外国人留学生
と気軽に会話を楽しめます。 - 留学生による国紹介(Cultural Exchange)
ネパール、メキシコ等さまざまな国の外国人留学生
が自国の文化などを紹介するイベントです。 - Language Exchange(オンライン掲示板) など
知る
- 派遣留学制度説明動画配信
- 短期プログラム・派遣体験談動画配信
- グローバルラウンジ紹介・担当者の海外体験談紹介 など
質問・相談する
- オンライン留学相談
- IELTS説明動画配信・質疑応答
- 海外駐在中の卒業生の動画講演・質疑応答 など
【CHECK】
海外留学に関する総合イベント「Study Abroad Weeks」(10月19~30日開催)での説明会や体験談などの動画も公開中!
※この他にもさまざまなプログラムを実施しています。
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※本記事は季刊「立教」254号(2020年11月発行)をもとに再構成したものです。定期購読のお申し込みはこちら
※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。
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